――アクセサリー・花雑貨等作家 笹岡紀子さんのMYSTORY
笹岡 紀子(ささおか のりこ)さん
高知県須崎市を拠点に、まるで宝石のように輝くアクセサリーや、生命力に満ちた花雑貨を手掛ける作家、笹岡紀子さん。屋号「ècran(エクラン)」として活動する彼女の作品は、その鮮やかな色使いで、見る人の心に元気と活力を与えます。
須崎市に移り住んで十数年。4人のお子さんを育てながら、地域との繋がりを広げてきた笹岡さんの、一期一会から生まれた、カラフルで温かい日々のストーリーをご紹介します。
1.4人目の子育て中に見つけた、創作への情熱
笹岡さんは、中土佐町久礼(くれ)で過ごした後、35歳頃に須崎市へ移住しました。
4人目のお子さんの出産を控えた頃、「家にいる時間が増える中で、何かを形にしたい」という強い思いが湧き上がり、ものづくりを始められたそうです。
この活動は、子育て中の主婦という立場から、作家という新たな自己表現の場を見つける、まさに人生の一期一会でした。
「最初は、なぜアクセサリーを選んだのか、今でも不思議に思うほどです(笑)。とにかく、ちょっとずつ材料を揃え、ネットで調べた作り方を参考に、家で黙々と制作を始めました。初期は300円ほどの作品をネットで販売する、小さな一歩でしたね」
この地道な活動から、ハーバリウムやサンドジェルキャンドルといった、色鮮やかな花雑貨へと表現の幅を広げ、徐々に須崎市を中心としたマルシェやイベントへの出展が増えていきました。
そうしてご縁が自然とつながっていき、仲間と「すさきまちかどギャラリー」で展示会をしたり、「須崎のサカナ祭り」でワークショップも開催されるなど、活動の幅も広がっていったそうです。

2.家族のそばで、自分のペースで輝く働き方
以前は保育園で保育補助のお仕事をされ、土日にイベントに出展するという二足のわらじを履いていましたが、数年前にご家族の体調変化を機に、働き方を見直します。
「いつでも家族のそばにいられるように、昼間の仕事は辞め、ほぼものづくり一本に活動の軸を切り替えました。イベント活動なら、自分のペースで時間を調整できますし、体調を崩しやすい子どもたちの看病にもすぐ対応できる。これは、ものづくりを仕事にしていて本当に良かったと思える点です」
作品作りは、お子さんたちとの絆を深める時間にもなっています。お子さんたちも、カラーサンドを層にして作るサンドジェルキャンドルのワークショップなどを手伝ってくれることもあり、特に三男さんはプロ並みに熱中するほどだとか。
「活動は家族の協力の元に成り立っています。イベントに行っている間、洗濯や小さい子どもの世話など、兄弟や旦那さんの協力の元で仕事ができています。上のお兄ちゃんが小さい子の世話してくれたりと、助かってました!」
夫や子どもたちの存在が、笹岡さんの活動を支える「力」となっているのです。

3.繋がりを広げ、元気を分け合う一期一会
笹岡さんの作品は、その生命力あふれるカラフルな色使いが特徴です。
「もともと色鮮やかなものがすごく好きなんです。だから、私の作品を見て『元気をもらえる』と言ってくださるお客様がいると、本当に報われた気持ちになります。お客様との一期一会こそが、私が活動を続ける一番の理由かもしれません」
活動を通じてできた作家仲間との出会いも、大きな財産です。ハーブティー作家のはるももさんとの出会いも、笹岡さんに大きな自信を与えてくれたと言います。
「彼女は私の作品を褒めてくれて、一緒にイベントに出ようと誘ってくれたり、本当に力になってくれる存在です。同い年ですが、彼女の完璧な作品作りから刺激をもらいつつ、私からは『元気をもらえる』と感謝してくれる。お互いに良い影響を与え合う、素晴らしい繋がりです」
また、イベント会場でお客様から「高知市までは行けないけれど、須崎なら来られる」と言われること、遠方からわざわざ会いに来てくれるお客様の存在も、笹岡さんの活動を支えています。一つ一つの出会いが、新たな制作意欲へと繋がっているそうです。
(今後りあんのマルシェボックスでも、このようなカラフルで素敵なアクセサリーを販売する予定です!)

4.須崎という地域で、さらに賑やかな一期一会を
須崎でのイベント活動を通して、笹岡さんは「須崎を盛り上げたい」という思いを強くされています。
「須崎には、面白いことをしようと頑張っている人がたくさんいます。みんな『須崎をなんとかしたい』という気持ちで繋がっている。私も、マルシェのような賑やかなイベントに、積極的に参加したいと思っています」
今後は「りあん」のような場も活用し、須崎市民の方々との交流の場や、ワークショップなどを企画し、さらに多くの一期一会を地域に生み出していきたいと目を輝かせてくれました。
家族のそばで、自分の好きなものづくりを続け、一つ一つの出会いを大切にする笹岡さん。そのカラフルで温かい活動は、これからも須崎の町を明るく照らしてくれるでしょう。
笹岡 紀子(ささおか のりこ)さん
- 活動名(屋号):ècran(エクラン)@norikosasaoka
- 活動内容:アクセサリー・花雑貨作家
- 主な活動場所:高知県須崎市を中心としたマルシェやイベント出展
- 作品の特徴:カラフルで色鮮やかなアクセサリー、ハーバリウム、サンドジェルキャンドルなど

